2020 Fiscal Year Annual Research Report
地域支援事業の適用に向けたストレス対処力SOCの社会・認知・神経基盤の解明
Project/Area Number |
17H02609
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
坂野 純子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (70321677)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢嶋 裕樹 新見公立大学, 健康科学部, 准教授 (00550469)
山崎 喜比古 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (10174666)
澤田 陽一 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | SOC / 高齢者 / 社会関係資源 / 認知機能 / 神経基盤 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、高齢者施策・事業への応用を企図して、Sense of coherence(SOC)の社会・認知・神経基盤を解明しようと研究を展開している。初年度から2年間にわたって高齢者からベースラインデータを取得したため、今年度は4月より3年後の縦断データの取得を計画していたが、新型コロナウィルスの蔓延および感染リスクが増大したため、調査・実験を一時中断し、前期は様子を見ることとし、その間、重症化リスクが少ないと思われる若年者(大学生)を対象に調査・実験を進めた。後期になっても、高齢者の感染による重症化リスクが高いと見込まれたため、当該対象からのデータ取得は次年度に持ち越すこととした。そのため、研究は大幅に遅れるに至った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスの蔓延により、その影響が大きいと思われる高齢者を対象とした調査・実験の遂行が困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
感染症の蔓延状況を勘案し、可能な調査・実験について計画を見直し、研究を進める予定である。特に、ベースラインデータに対する数年後の縦断データによる分析は、高齢者のSOCの向上や健康の維持・増進のメカニズムを解明するためには肝要であると思われるため、可能な限り、数年後のデータの取得を目指す。
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Research Products
(1 results)