2019 Fiscal Year Annual Research Report
Is transnational system design useful for vocational and/or career education?: Focusing the development through International Baccalaureate
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17H02668
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
柳田 雅明 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (20260523)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯田 直弘 北海道大学, 高等教育推進機構, 准教授 (80578063)
中西 啓喜 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (10743734)
御手洗 明佳 淑徳大学, 教育学部, 准教授 (00725260)
花井 渉 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (60783107)
中島 悠介 大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (60780939)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 国という単位を超える / 後期中等教育 / 職業教育 / 包摂性 / 厳正性 / 高大接続 / 国際バカロレア / キャリア教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、職業専門教育内容を組み込んだ後期中等教育プログラムが、国という単位を超える(transnational)枠組みを設定したらどう機能するのかを、国際バカロレア、その中でも特にその国際バカロレア・キャリアプログラム(The International Baccalaureate Career-related Programme, 略称IBCP)に着目して、イギリス(イングランド)・アラブ首長国連邦(ドバイ)・シンガポールを比較検討しようとした。その検討では、包摂性と厳正性との両立可能性および高等教育機関進学を含めての進路多様性に力点を置いた。 ところが、世界的なコロナ禍により、研究計画の核となる海外現地調査が困難になり、最大となる2年度繰り越しが認めていただいたにもかかわらず、その十分な研究作業ができないまま期限を迎えざるを得なかった。そのような状況に陥っていても、可能な限り次善となるよう、それまで行ってきた研究作業をとりまとめる形として、査読付き論文2編(うち1編は学会誌)(詳細は「研究発表の入力」【雑誌論文】掲載)を公にでき、学会発表1回も行えた。またその2論文を基軸として改めて研究可能性を視野に入れての全体研究会を2回行った。 以上当初目指していた研究成果という観点からは全く不十分であるものの、学内資金である青山学院大学総合研究所基盤研究強化支援推進プログラム「国を超える制度はキャリア・職業中等教育をどう変えるのか 国際バカロレアを切り口に」および青山学院大学教育人間科学部付置教育人間科学研究所プロジェクト「多元共生を持続可能に現実とするための教育には、どのような学問知が必要なのか その相乗的創発に向けイギリスにおける取り組みを参照軸として意見交換・熟議する」を併せて採択いただいたことにより、研究深化に資するよう、取り組めたことは申し上げることはできる。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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