2019 Fiscal Year Annual Research Report
The Development of the Theory and Practice of Project Approach in Early Childhood Education; Genealogy of Innovation of ECE in Europe and Japan
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17H02670
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Research Institution | Wako University |
Principal Investigator |
太田 素子 和光大学, 現代人間学部, 名誉教授 (80299867)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
椨 瑞希子 聖徳大学, 教職研究科, 教授 (30269360)
浅井 幸子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30361596)
小玉 亮子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50221958)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | プロジェクト・アプローチ / レッジョ・インスパイヤード / ドキュメンテーション / 探究的幼児教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度であった2019年度は、一つの区切りとなるように日本、スウェーデン、イギリスそれぞれの方面で研究を推進した。 スウェーデンについては、11月に2週間、2回目の訪問を行い、ストックホルムの公立幼児学校の教員の研究会や第二の都市ヨーテボリの研究会に参加させていただいた。また、レッジョ・インスパイヤードの幼児学校を6校、教育研究所など共同研究施設(教師の共同研究施設であり、子どもたちに新たしい教材を試してもらう活動の場としても機能する)2ヶ所、小学校に付設された接続クラス2ヶ所、家族支援施設などを見学した。その知見は、『視察報告 スウェーデンの社会と保育』(全90ページ)にまとめた。また、ドキュメンテーションを持ち帰り、その分析研究を学会報告や雑誌論文として公開している。 イギリスについては、レッジョ・チルドレンの国際共同研究者でもあるピーター・モス(P.Moss)ロンドン大学名誉教授をCedepと共同で招聘し、お茶の水女子大学でシンポジウムを行った。講演内容はCedepのHP上に公開されている。イギリスのレッジョ・インスパイヤードの研究団体、サイトライン(Sightlines-initiative)とも交流ルートができた。 日本のプロジェクト・アプローチに関しては、二つの国際学会(WERA2019東京, EECERA2019テッサロニキ)に報告して論文にまとめた。分析対象は神戸大学附属、お茶の水女子大学附属、和光学園の総合的活動・総合学習などである。総合的活動・総合学習は幼小接続の研究とも重なり合うところから、集めた資料をもとに幼小接続研究の歴史的な歩みをあとづける資料集を編集している。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)