2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a cycle for designing, distributing, and evaluating international education programs: Quality improvement through collaboration between secondary and higher education
Project/Area Number |
17H02688
|
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
堀江 未来 立命館大学, 国際教育推進機構, 教授 (70377761)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋庭 裕子 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 講師 (10313826)
星野 晶成 名古屋大学, 国際機構, 特任講師 (40647228)
近藤 祐一 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80178433)
平井 達也 立命館アジア太平洋大学, 教育開発・学修支援センター, 教授 (80389238)
藤井 基貴 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80512532)
筆内 美砂 立命館大学, 国際教育推進機構, 嘱託講師 (60362208)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 国際教育 / SGH / SGU / プログラム開発 / 異文化感受性 / 異文化学習 / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
・本研究テーマに関わって、これまでの経緯と活動について「留学交流」で発表した。 ・昨年度までに作成・運営してきた国際教育ファシリテーター育成ワークショップについて、昨年まで積み上げてきたコンテンツと方法論の両面においてさらに改善を加え、4回実施した(9月5-6日・10月17日・11月7日・11月10-11日)。満足度アンケートでは、100%肯定的な反応を得た。ワークショップの内容については、今後、文章化し、国際教育に従事する教職員の自主学習用の書籍として作成する。 ・昨年度招聘したメーカー亜希子氏による研究会(12月7日)を共催し、「異文化教育感受性発達理論」に関する知見を深めた。上記ワークショップの理論的枠組みとして、日本の学校現場のニーズを分析しながら、今後さらに適用方法を具体化していく。 ・日本の大学および高校で国際教育に従事する教職員に対する調査の結果および本研究で開発しているワークショップの効果についてAP Conferenceで発表した(12月2日・英語)。「参加者が各自の国際教育実践現場において課題と感じている点は何か」という質問の回答に対してテーマ分析を行った結果、異文化教育・海外に対する興味不足など学生に起因する問題、制度や環境設定・授業内容や評価といったプログラム運営に関わる問題、教員のスキルや意識の問題、言語とコミュニケーション力の問題、文化や価値観の受容に関わる問題、の5つがカテゴリーとして浮上した。それを踏まえ、ワークショップの意義や現場への適用状況などについて分析を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3年間の計画において、初めの2年間はワークショップの実施とそれに伴うデータ収集を中心に行う事としていた。ほぼ予定通りに進んでおり、2019年度における中心的な活動である論文および書籍執筆に向けて準備が整ったと考えるため。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後も引続き、当初の計画を原則として進める。具体的には、ワークショップ内容の書籍化、国内外での学会発表及び論文執筆が中心的な活動内容となる。研究分担者・協力者間で適切に役割分担しながら進めていく予定である。
|
Research Products
(17 results)