2020 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of requirement definition and planning procedure for Smart City.
Project/Area Number |
17H03354
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
下田 吉之 大阪大学, 工学研究科, 教授 (20226278)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 容平 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (40448098)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | スマートコミュニティ / シミュレーション / HEMSデータ / 居住者特性 / ゼロエネルギーコミュニティ |
Outline of Annual Research Achievements |
スマートコミュニティにおいて備えるべき環境・エネルギー面、街づくり面、情報技術面の要件について、国内外のスマートコミュニティの情報を整理し、要件のリストを作成した。その後、エネルギー性能と各技術の影響、地域の気候条件や居住者の年齢構成とエネルギー性能への影響、防災(生活継続)性能に関して,シミュレーションにより指標を定量化することをおこなった。例えば気候条件に関しては本件についてはBuilding Simulation国際会議で発表したほか、国際学術誌Journal of Urban Managementに投稿中である。 また、研究開始時に性能予測を行った大阪府下のMスマートコミュニティが完成し、コロナ禍で遅れていた住民の居住が始まったので、住宅内のHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)で計測された回路毎30分毎の詳細なエネルギー消費データを取得すると共に、居住者へのアンケート調査を実施し、居住実態を踏まえたエネルギー消費の特徴について分析を開始した。このような詳細なエネルギー消費データが、居住者の属性や所有機器の情報と共に数十棟分得られることは従来見られなかったことであり、貴重な分析結果が得られている。本件については次年度以降も研究を継続していく予定である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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