2020 Fiscal Year Annual Research Report
中山間・島嶼地域における新たな運営主体による高齢者通所介護施設整備の展開可能性
Project/Area Number |
17H03362
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
中園 眞人 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (60164208)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牛島 朗 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (40625943)
三島 幸子 島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 助教 (50803277)
佐藤 知子 (大庭知子) 九州産業大学, 建築都市工学部, 准教授 (90823823)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 高齢者通所介護施設 / 運営主体 / 民家活用施設 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者福祉サービス需要推計と福祉施設データベースをもとにした施設整備の地域的特徴と施設定員充足率・利用率分析及び運営主体に着目した高齢者福祉施設整備と地域マネージメントの分析結果をもとに、新たな運営主体として位置付ける社会福祉事業団・社会福祉協議会・町全域でサテライト型施設運営を行う社会福祉法人による中山間・島嶼地域における高齢者通所介護事業の取組みに関し、新たな運営主体による広域マネージメントの展開可能性に関し、特定非営利法人等の位置付けを含め理論的・実証的検討を行い、特に民間の営利法人の参入が見込めない中山間・島嶼地域における新たな運営主体による事業参画の有効性を明らかにした。 また既存施設活用型の通所介護施設の空間用途構成と使われ方の分析結果をもとに、(1)専用施設型:28例(2)民家活用型:28例を対象に、①施設の平面構成と家具配置調査、②1日の使われ方調査を行い、その分析結果をもとに専用施設(施設定員毎に区分)と既存施設活用事例(民家とその他の施設)の空間用途構成を比較し、既存施設活用型施設の空間用途構成の特徴と通所介護施設としての空間機能評価を行った。以上の分析により、施設定員に対応した既存建築(規模・平面構成)の選択指針及び通所介護施設への改修指針を整理し、過疎地域における既存建築を活用した施設整備の可能性と、既存建築を通所介護施設に転用する場合の選択指針及び空間用途構成の観点からの改修指針を整理した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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