2019 Fiscal Year Annual Research Report
浮漁礁型海洋エネルギープラットフォームとそれに適合した発電デバイスの研究開発
Project/Area Number |
17H03494
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
陸田 秀実 広島大学, 工学研究科, 准教授 (80273126)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 海洋エネルギー / 浮漁礁 / エネルギーハーベスター / 圧電素材 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,中小規模分散型,かつ,安全・安心な独立型電源の革新的イノベーション技術の一つとして,集魚目的の浮漁礁を有効活用しつつ,波浪・潮流・海流の海洋エネルギーを獲得することが可能な「浮漁礁型海洋エネルギープラットフォーム(Floating Fishing Bank, FFB)」,ならびに,FFBに適合した発電デバイス(潮流タービンおよび振動発電デバイス)を新たに提案・開発した.本FFBは,漁業活動との協調性が極めて高く,集魚灯・航路灯・海洋環境および防災情報の無線通信センサー機器への独立電源として利用可能である.本研究では,地産地消・小規模分散型,かつ,安全・安心な独立電源型エネルギーハーベスターの一つとして,浮魚層型海洋エネルギー発電プラットフォーム(Floating Fishing Bank, FFB)を提案・開発した.具体的には,1) FFBの基本設計方法・指針の提案,2) マルチスケールリンク海洋環境CFDシミュレータの開発,3) 搭載する発電デバイス(小型潮流発電タービンおよびスプレー型圧電デバイス)の設計・製作,さらには,4) それらの係留力,運動性能を評価するための水槽試験を実施した.最後に,5) 既存のFFBに発電デバイスを搭載した実海域フィールド試験を実施し,各種センサーに電力供給が可能であることを実証した.その結果,FFBの学術的な知見と設計指針を得ることが可能となった.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Tomographic measurement of tidal current and associated 3-hour oscillation in Bali Strait, Estuarine2020
Author(s)
Aruni Dinan Hanifa, Fadli Syamsudin, Chuanzheng Zhang, Hidemi Mutsuda, Chen Minmo, Xiao-Hua Zhu, Arata Kaneko, Naokazu Taniguchi, Guangming Li, Ze-Nan Zhu, Noriaki Gohda
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Journal Title
Estuarine, Coastal and Shelf Science
Volume: 236
Pages: 1-9
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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