2020 Fiscal Year Annual Research Report
口腔健康状態は4大死因につながる生活習慣病へ影響するか?:五島コホート研究
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17H04422
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
齋藤 俊行 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 隆浩 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
古堅 麗子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90253674)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 歯科健診 / 予防歯科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
下五島地区における2014~2018年までの健診受診者のデータに、2019年分の432人(岐宿地区146人、富江地区128人、三井楽地区126人、久賀地区32人)の健診結果を追加し、延べ3000人分のデータベースを作成した。新型コロナウイルス感染症による影響で、代替不能な研究協力者の協力が困難となる恐れがあるため2020年(令和2年)の健診に備えて日程調整を行った。 【健診の実施】 ①口腔の健康診査の実施(齋藤、前田、古堅が担当)・硬組織診査(う蝕、補綴の状況等)・歯周組織検査(歯周ポケット、アタッチメントロスの測定、BOP、Plaque Index 等)・口腔衛生習慣やGOHAI(General Oral Health Assessmet Index:口腔に関連した健康関連QOLの測定尺度)に関するアンケート調査・刺激唾液、歯肉縁下プラーク等をサンプルとした歯周病細菌の同定とマイクロビオームによる菌叢解析・嚥下障害のスクリーニングテスト(反復唾液嚥下テスト:RSST)・舌圧の測定 ②全身の健康診査の実施(前田が担当)・採血、採尿、一般的な成人健診の検査・生活習慣に関するアンケート調査:喫煙、飲酒、運動、肥満、ストレス等・握力測定、超音波法による骨密度測定・動脈硬化に関する検査・頸動脈超音波検査(内膜中膜複合体厚,intima-media thickness; IMT の測定)、頸動脈プラークの有無、狭窄の有無、血圧脈波検査装置による心臓足首血管指数(CAVI)および指尖脈波計による血管年齢の評価、指尖脈派の測定(ankle brachial pressureindex;ABI)・血液生化学検査(前田が担当)ヘモグロビンA1c、AST、ALT、ALP、コリンエステラーゼ、高感度CRP、脂質(LDLコレステロール、HDL コレステロール、酸化LDL コレステロール、中性脂肪)、ホモシステイン等の測定を行ない、残余血清は-80℃のディープフリーザーに保管している。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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