2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the innovative self-care support system by using novel interactive application software for tablet PC
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17H04443
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
植木 純 順天堂大学, 医療看護学研究科, 教授 (50203427)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐野 恵美香 杏林大学, 保健学部, 講師 (10404930)
高谷 真由美 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (30269378)
和田 裕雄 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 先任准教授 (50407053)
池田 恵 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (50514832)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アプリケーション / ICT / 行動変容 / 気管支喘息 / 慢性心不全 / 手術部位感染 / 慢性病看護学 / クリティカルケア看護学 |
Outline of Annual Research Achievements |
最適なセルフケア支援システムの構築を追求することは、患者、家族のQOLを維持し、疾病の重症化を予防する上で重要である。本研究の目的は、多職種からなるチームを編成、それぞれの専門性や臨床ガイドラインを反映させて開発する革新的な新世代モバイルアプリケーション(以下アプリ)に支援された新しいセルフケア支援システムを構築することである。本年度、喘息患者を対象としたアプリの開発では、最終的に、初期設定で個別化対応し、iPhoneが喘息予防・管理ガイドライン2018に従ったアルゴリズムに沿って双方向性にセルフマネジメント支援を行う仕様のアプリを作成した。フィージビリティー試験では、ISO分類に基づくユーザビリティ評価での得点率は88%で、操作性やプログラム構成の評価は良好であった。日本と欧州版Apple storeの喘息アプリ63の評価も実施したが、日誌機能やオンラインで動画教育を行うものが多く、アプリ自身が自律して包括的支援を行うものはなかった。SSIアプリはノッティンガム大学と英語版を共同で作成、最終的にiPadが術前(手術当日入院)・入院中・退院後の3場面で継続支援する仕様とした。フィージビリティー試験を英国で実施、Mobile App Rating Scale (MARS)のスコアは良好で、アプリの質が優れ実用可能性が高いことが示唆された。慢性心不全アプリは、iPadが心不全診療ガイドライン2017、ガイダンス2019に沿って、心不全兆候を早期に評価し対応方法を提示、さらに身体活動性を向上させ健康状態を改善させる仕様とした。フィージビリティー試験の実施に至らなかったが、継続して臨床応用に取り組む。気管支喘息、SSIに関しては論文を作成中にある。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)