2018 Fiscal Year Annual Research Report
A trial study for application of educational program PEACE to make the adjustability of the pregnant woman in emergency cesarean section
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17H04453
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
横手 直美 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (10434573)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳥越 郁代 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (30217591)
橋本 妙子 中部大学, 看護実習センター, 助教 (30782106)
岡倉 実咲 中部大学, 看護実習センター, 助手 (40736740)
山下 恵 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (70347425)
竹内 佳寿子 園田学園女子大学, 人間健康学部, 助教 (70749192)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 緊急帝王切開 / 妊婦 / 適応 / 出産前準備教育 / アプリ開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
緊急帝王切開分娩(以下、緊急帝切)はどの妊婦にも起こりうる。そこで、本研究チームは、すべての妊婦に出産前準備教育での緊急帝切に関する情報提供が必要であると考え、ブックレットを用いた教育プログラムPEACE (Prenatal Education for Adaptation to Cesarean Birth in an Emergency) を開発した。 多様な施設形態(総合病院、産院、診療所)ごとに、どの介入方法(ブックレット、ブックレット+助産師による説明、アプリ)が最も効果があるかを効率性、経済性を考慮したStepped-wedge designを用いて検証するために、2018年度は研究協力施設の開拓に時間を要した。現時点で、周産期医療センター1施設、診療所2施設での実施が決定している。 また、先進国での出産前準備教育の現状を知るために、帝王切開率がほぼ日本と同率のフランス パリのポール・ロワイヤル産院、デカルト大学助産課程の研究視察を行った。 研究成果の還元としては、国際学会1件、国内学会2件で、ブックレットによる介入研究の成果を発表した。パリの研究視察レポートは、専門雑誌に2回にわたって掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ブックレットによる介入研究に引き続き、タブレット端末による介入研究を依頼していた施設が、諸事情により協力を辞退され、介入が1種類しかできなかった。よって、同規模施設のリクルート、研究協力依頼を複数件行うことが必要となり、時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究代表者の所属機関および研究協力機関の倫理審査委員会に、複数施設での介入研究の倫理審査申請を行う。アプリ開発およびアンケートのWeb入力・回収システムの最終調整は終わっているため、新たな研究協力施設ごとに調査手順・マニュアルを作成し、説明会を開催し、介入研究を開始する。 2019年12月を目途にデータ収集を終了し、分析および最終年度の成果報告の準備を行う。
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Remarks |
タブレット端末による介入の研究参加者が、ブックレットでも教材を保管できるように、QRコードから読み取ってPDFでダウンロードできるように整備した。
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Research Products
(6 results)