2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of scenario-based learning materials obtained from collaboration with residents in order to train for nursing personnel who takes on the role of community-based integrated care
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17H04464
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
石丸 美奈 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70326114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 悟子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10780512)
坂井 文乃 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70835321)
石橋 みゆき 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40375853)
辻村 真由子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30514252)
諏訪 さゆり 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30262182)
飯野 理恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (40513958)
宮崎 美砂子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80239392)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 当事者主体 / 社会資源創出 / シナリオ / 映像教材 / オンライン授業 / 学習状況 / 教育効果 |
Outline of Annual Research Achievements |
当事者主体の社会資源創出に係る看護実践能力強化を目指し、筆者らが作成したシナリオ映像教材を用いて具体的理解の促し、段階的進行と学習課題の焦点化、ワークの組み合わせ、繰り返しの助言による気づきの促し等を含むオンライン授業を実施した。 そして、このシナリオ映像教材を用いたオンライン授業の学生の学習状況および教育の効果を評価し、効果的な授業方法を検討した。教育の効果は、理解、説明、実施を含む授業達成状況及び、学習内容についての満足度(以下満足度)、学んだ内容を活用することへの自信の程度(以下自信)の点から行った。 79名の記録の分析の結果、授業目標の達成状況の平均点は、一例として目標⑦では3.8点、満足度の平均点は4.4点、活用の自信の平均値は、4.2点であった。満足の理由として、「事例を通してこれまでの講義で学んできた地域における看護マネジメントとそれに関わる社会資源について理解を深めることが出来た」等が挙げられた。活用できそうな内容は、<地域における多職種との連携と具体的な方法>等の5カテゴリに分類された。模擬的技術には、三つの場面があり、<地域ケア会議への住民参画の促進>等の9カテゴリに分類された。 学生は段階的に事例のアセスメントや支援方法の学びを深化させ、学生や教員との相互作用により自己学習を導く気づきが得られていると評価した。また、学生は、理解や説明だけではなく、模擬的に実施できるという達成目標に対し、地域ケア会議の具体的な内容が示されたことから、学生の主観のみではなく客観的にも学習の効果が出ていると考えられた。テキストによる意見交換には限界があり、GWへの教員の関わりは工夫が必要である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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