2020 Fiscal Year Annual Research Report
Historical Studies on the Rule of Provinces in the ancient Near Eastern "Empires" Synthesising Philological and Archaeological Studies
Project/Area Number |
17H04527
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
長谷川 修一 立教大学, 文学部, 教授 (70624609)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三津間 康幸 筑波大学, 人文社会系, 助教 (00568280)
津本 英利 (財)古代オリエント博物館, 研究部, 研究員 (40553045)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 帝国 / アッシリア / バビロニア / アケメネス朝ペルシア / 行政州 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の総括として研究代表者は、研究分担者、国内外の研究協力者とともに2019年度3月に実施したワークショップ「Historical Studies on the Rule of Provinces in the ancient Near Eastern Empires」で発表された研究を論文集The Reach of Assyrian and Babylonian Empires: Case Studies in East and West Peripheriesにまとめるよう各執筆者に依頼し、集まった原稿を編集して論文集としてドイツの出版社より刊行した(オープンアクセス)。 イスラエル現地調査の成果を国内外の研究協力者とともにWho Built Tel Rekhesh?という論文にまとめ、アメリカの著名な雑誌に投稿し出版した。これらの作業のためにオンライン会議で現地の研究者と意見交換した。 また、これとは別に、ヘブライ語聖書中に反映する帝国支配下における思想的変化について、創世記などを中心に分析し、単著『旧約聖書 「戦い」の書』として公刊した。 本研究の成果の一部をそれぞれ、ドイツ、スイスの大学において招待講演(オンライン)として発表し、研究者と意見交換した。その一部は現在査読付雑誌に投稿中である。 分担者らは、北シリアにおけるアッシリア帝国、新バビロニア帝国による帝国支配の事例について、事例の調査、考古資料の研究を進め、寄稿、また西アジア古代帝国の支配の背景をなす諸帝国の角逐の様相、また古代メソポタミアの帝王の行動に影響を与えた天文占星学の発達について明らかにした。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)
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[Book] 旧約聖書2020
Author(s)
長谷川 修一
Total Pages
256
Publisher
慶應義塾大学出版会
ISBN
978-4-7664-2563-5
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