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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Historiographical Study of Islamization in Ethiopia: Based on Research and Analysis of Arabic Manuscripts

Research Project

Project/Area Number 17H04528
Research InstitutionNanzan University

Principal Investigator

石原 美奈子  南山大学, 人文学部, 教授 (20329741)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 早悠里  名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (20726773)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2021-03-31
Keywordsエチオピア / アラビア文字資料 / オロモ / 画像のデジタル・データ化 / 音声のデジタル・データ化
Outline of Annual Research Achievements

代表者石原は、2020年度においては、これまでエチオピアのムスリム・オロモ社会における現地調査で収集・蓄積してきた画像データ、音声データのデジタル化に取り組んだ。1990年以来現地で撮影してきたネガ・ポジのフィルム画像をデジタル化を専門とする業者に委託して、デジタル・データに変換した。また音声データについても、カセット・テープで録音してあったインタビューの音声データを、一部デジタル化した。その一部は、石原編著『愛と共生のイスラームー現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝』(2021年3月刊行、春風社)で利用している。
分担者吉田は、2020年度においては、これまでエチオピア南西部において収集・集積してきた音声データのデジタル化に取り組むと共に、現地と電話などで連絡を取りながら遠隔で情報収集を実施し、随時、現地の動向のアップデートに努めた。その成果の一部は、上記『愛と共生のイスラーム』に論文「第10章 引き継がれるアルファキーの「仕事」:トリ集落とアブドゥルカリーム」に盛り込まれている。
デジタル化することによって、これまで調査者個人が現地で収集してきた音声・画像データをアクセス可能な状態に変換したことになる。今後は、このデジタル・データをどのように保管・利用すべきなのかについて検討していきたい。30年来のインタビューから得られた地域史の貴重なデータが含まれているので、然るべき方法で保管するとともに、現地への還元の仕方についても検討してきたい。

Research Progress Status

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2021

All Book (1 results)

  • [Book] 愛と共生のイスラームー現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝ー2021

    • Author(s)
      石原美奈子、吉田早悠里他
    • Total Pages
      550(8-443, 498-507)
    • Publisher
      春風社
    • ISBN
      978-4-86110-730-6

URL: 

Published: 2021-12-27  

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