2019 Fiscal Year Annual Research Report
戦前期日本企業海外活動拠点の形成と発展―商社支店が構築したネットワーク
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17H04556
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Research Institution | Mitsui Bunko |
Principal Investigator |
吉川 容 公益財団法人三井文庫, 社会経済史研究室, 研究員 (20201460)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 経済史・経営史 / 日本企業 / 海外進出 / 商社 / 在外支店 / 領事館 / 在外史料 / 接収史料 |
Outline of Annual Research Achievements |
史料調査:世界の主要商業都市における日本企業支店と日本関係機関の進出・創設の時期に関するクロニカルな全体像を把握するための史料調査収集(外交史料館所蔵文書、東京大学経済学部資料室所蔵横浜正金銀行史料、国立公文書館つくば分館所蔵旧NAA史料等)を行った。 史料の複写収集:米国国立公文書館(NARA)カレッジパーク分館所蔵の在米日本企業支店関係史料のデジタル複写収集(三井物産サンフランシスコ店の庶務史料ならびに雑貨掛史料、8252コマ)を行った。 史料目録等の整備:米国国立公文書館(NARA)カレッジパーク分館で複写収集した史料について、史料一点ごとの史料目録データベースの作成を進めた。日本企業の海外進出状況に関する基礎資料となる三井物産「社報」のデータベース化を進めた。 研究会の開催:史料調査の計画・調査結果の総括ならびに収集史料を用いた分析のために、研究代表者と研究協力者による研究会を2回(8月、10月)開催した。 成果の公表:在外日本企業史料研究会と共同の研究会(2019年10月5日「在外日本企業史料の調査と収集」)を開催し、これまでの史料調査成果を公表した。2nd World Congress on Business History 2020 (南山大学)において研究成果を発表することを目指し、セッションへの応募準備を研究協力者と進めた。これまで収集した日本企業在外支店関係史料の複写画像のオンライ公開を在外企業史料研究会と協力して開始した(WEBサイトは http://zaigaiken.org/data/index.html )。本年度中に公開したのは、三井物産サンフランシスコ店の庶務関係(支店長関係を含む)史料約18,000点の画像である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
「NARA RG131 Entry A1-62」は在外日本企業史料研究会会員限定の公開となっている。
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