2020 Fiscal Year Annual Research Report
イムノメタボリズムから立案する新規リハビリテーションプログラムの開発
Project/Area Number |
17H04747
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
前重 伯壮 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (90617838)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | マクロファージ / 免疫代謝 / 培養筋繊維 / エクソソーム / 物理療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
<培養系・実験系>収縮能を有する筋管細胞(myotube)、骨髄由来マクロファージの培養管理、およびmyotube由来細胞外小胞(EVs)の抽出、添加を安定的に行えている。採取されたEVsはexosomeで構成され(CD63陽性率>80%)、超音波照射誘導性のEVsも同様にexosomeで構成される(CD63陽性率>80%)ことがわかった。 <exosome放出制御>5分間の高強度のパルス超音波刺激、および電気刺激による持続的な単縮によってexosomeの放出が2倍増加することが明らかになった。どちらの刺激条件も、培養筋繊維に傷害性をもたらさなかった。 <myotube放出exosomeのマクロファージ極性に対する影響>Myotube由来exosomeによるマクロファージM1極性(炎症促進性)抑制が確認され、それに加えて、超音波によるエクソソーム放出の増加がmyotubes培養上清のM1極性抑制を強め、その効果はエクソソーム除去によって消失することがわかった。さらに、超音波誘発性エクソソームがマクロファージのM2極性(抗炎症、組織修復性)を促進する傾向が確認された。 <マクロファージM1極性制御の機序>exosome内に解糖系およびクエン酸回路代謝産物が含まれており、エクソソーム内での安定性が、代謝産物によってことなることが明らかになった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)
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[Journal Article] Can ultrasound irradiation be a therapeutic option for prostate cancer?2020
Author(s)
Maeshige N, Kitagawa K, Yamasaki S, Ishii A, Shirakawa T, Yang YM, Sung SY, Chen KC, Yuan ZM, Shigemura K, Fujisawa M.
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Journal Title
Prostate
Volume: 80
Pages: 986-992
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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