2020 Fiscal Year Annual Research Report
人と動物の共存の文化的基盤にもとづくアフリカ大型類人猿の保全と地域開発の統合
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17H04767
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
松浦 直毅 椙山女学園大学, 人間関係学部, 准教授 (60527894)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | アフリカ / 大型類人猿 / 生物多様性保全 / 持続可能な開発 / 住民参加 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染拡大のため、2020年度と2021年度は渡航中止を余儀なくされ、現地での活動をともなう研究の計画は延期していたが、2022年度になって渡航を再開することができた。2022年4~7月には、これまでに蓄積したデータの分析、国内の学会等での発表、論文等の執筆をおこなった。霊長類学の辞典の項目を執筆するとともに、コンゴ民主共和国でおこなってきた地域住民との協働による研究と実践の成果をまとめた英語論文(英文書籍の1章として寄稿)を執筆した。2022年8~9月にガボンとタンザニアに渡航して、調査地において、渡航を中断していた期間に現地の調査協力者に依頼して収集していた調査データを回収するとともに、研究課題の締めくくりとなる聞き取りと情報収集をおこなった。また、カウンターパートの研究機関や政府関係機関などを訪問し、本研究課題のこれまでの成果について関係者に報告した。ガボンでは、これまでの研究成果のまとめのひとつして、国際ゾウの日にあわせて開催された人とゾウの関係に関する国際シンポジウムに参加し、ゾウによる獣害と住民による対策の状況について発表した。 2022年10~12月にはガボンにおける研究に関する論文の執筆を進め、2022年12月~2023年1月にガボンに渡航して、共著論文に関する意見交換をするとともに、投稿の準備をおこなった。2023年2~3月にはガボンでの調査に関する共著論文を投稿し、タンザニアで収集したデータの分析と発表準備をおこなった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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