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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Development of biological regulation system with artificial peptide

Research Project

Project/Area Number 17H06263
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

松下 正之  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30273965)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 片桐 千秋  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00443664)
高松 岳矢  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90801431)
Project Period (FY) 2017-06-30 – 2020-03-31
Keywords細胞膜 / 血液脳関網 / 胎盤 / ペプチド / 抗体
Outline of Annual Research Achievements

細胞内に侵入するペプチドにタンパク質などの高分子を結合させることにより、目的の物質を直接細胞内に導入し、生体機能を制御する方法の開発を行ってきました。ウイルスを用いる方法と違い、タンパク質を直接細胞内に導入するためDNA 損傷による癌化などの副作用がなく、幹細胞制御技術や医療への応用が急速に広まっています。しかしながら、世界中で開発されている細胞内侵入ペプチドは全ての細胞種に侵入するため、私たちは“目的の細胞にのみ選択的に侵入可能なペプチド”を長年にわたり研究し、その開発に成功しています。目的の臓器や細胞にのみ、化合物、タンパク質、核酸などを導入する技術は、新たな診断・治療法を創造することが期待されます。本研究は「自在に改変・修飾ができ、からだにやさしい人工ペプチド」や抗体を細胞選択的な輸送用プローブとして用いて脳や胎盤を通過するペプチドなどの発見を目指しています。血液脳関網侵入ペプチドの発見については、マウスの尾静脈よりペプチドライブラリーを投与して、4時間経過後の脳組織からファージを回収し濃縮したファージを再度尾静脈に投与することを4度繰り返すパニングの方法で血液脳関網を通過するペプチドを発見する方法を用いた。結果として、脳血管内皮へファージが付着するためのコンタミネーションが排除できていない。その血管内皮の付着を回避する方法の改良を行っている。胎盤を通過するペプチドを発見するために妊娠マウスの尾静脈よファージを投与し、胎児を回収しファージの濃縮を繰り返す方法を用いて発見する計画である。結果として、胎児よりのファージの回収ができていないため、ライブラリーをSingle Chain Antibody表出ファージに変更して実験を行なっている。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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