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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Investigation and evaluation of secondhand smoke exposure among pregnant women in Mongolia

Research Project

Project/Area Number 17H06647
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

疋田 直子  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任研究員 (60801925)

Project Period (FY) 2017-08-25 – 2019-03-31
Keywordsモンゴル / 妊婦 / 受動喫煙
Outline of Annual Research Achievements

妊娠中の受動喫煙は、出生時体重の減少、先天性奇形、死産・早産、妊娠高血圧腎症などのリスクを上げるなど、母児双方に悪い影響を与えることが報告されている。
モンゴル国では、男性の半数以上が喫煙者であり、バイオマーカーを用いて評価した非喫煙妊婦の受動喫煙率は44.4%であることが報告されている。また、年齢が低い人、学歴が低い人、家庭内での喫煙が認められている家庭の妊婦が受動喫煙のハイリスクであることも明らかになっている。しかし、モンゴル国では冬の気温が-40度になることもあり、冬季は喫煙者が屋内で喫煙することが考えられ、季節により受動喫煙状況が変化することが考えられる。また、妊娠週数が進むにつれ、腹部が大きく目立つようになることから、妊婦の周囲の人が喫煙を控えるなどの行動をとる可能性があり、妊娠週数による受動喫煙状況が変化することが考えられる。
しかし、モンゴル国において、受動喫煙状況が、季節や妊娠週数によってどのように変化するのかは明らかになっていない。そのため、本研究は、モンゴル国ダルハンオール県の医療機関を受診する妊婦を対象に、妊娠中の受動喫煙が妊娠期間中(妊娠初期・中期・後期)にどのように変化するのか、また、季節による受動喫煙状況に違いがあるのかどうかを明らかにすることを目的に調査を実施した。
調査は2019年10月から開始し、現在までに、妊婦264名から調査参加への同意を得た。そのうち、妊娠中期の調査は75名、妊娠後期の調査は33名が参加をした。
妊娠中の受動喫煙状況については、尿中コチニンを用いて評価する予定であるが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でモンゴル国への渡航ができず、尿検体の分析ができていないため、後日改めて結果を報告する予定である。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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