2018 Fiscal Year Annual Research Report
Novel bone regeneration using exosomes derived from mesenchymal stem cells.
Project/Area Number |
17H06756
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
坂口 晃平 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (70801455)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Keywords | 間葉系幹細胞 / 骨再生 / エクソソーム / 細胞外膜小胞 / 血管新生 / パラクライン効果 / 幹細胞遊走 |
Outline of Annual Research Achievements |
①MSC-Exo中の核酸の解析:Exosomeフリーな培地で培養したMSCsの培養上清からMSC-Exoを超遠心法で回収した。MSC-ExoからRNAを回収した。miRNA microarrayを行い、miRNA発現プロファイリングを行い、骨再生に有効と考えられるmiRNAを抽出した。 ②MSC-Exoの骨再生能の検証:Wistar/STラット8週齡雄にトレフィンバーを用いて直径5mmの頭蓋骨骨欠損を作成した。MSC-Exoをアテロコラーゲンスポンジ(テルダーミス)を足場として欠損作成部位に投与した。対照群にはPBSを足場に含浸させて投与したPBS群、何も投与しないDefect群を設定した。投与後8週にて検体を回収し、μCTを撮影しX線学的に、組織切片を作成して組織学的に骨形成量を評価した。MSC-Exo投与群はDefect群およびPBS群と比較して新生骨形成率が増大し、骨の成熟度が高かった。また、川本法により凍結切片を作成し、対照群と比較して免疫組織化学的に評価した。MSC-Exo投与群ではCD31陽性細胞の遊走、管腔形成が多かった。 昨年度の研究実績、本年度の研究実績をまとめて、第96回国際歯科研究学会議(英国、ロンドン)で学会発表を行った。また、第63回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会(千葉)で学会発表を行い、優秀ポスター発表賞(ゴールドリボン賞)を受賞した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)