2018 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of KLF5 expression and regulatory mechanisms: elucidation of the new molecular background involved in epithelium homeostasis
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17H07147
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
冨山 希美 (美原希美) 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (00803264)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Keywords | KLF5 / 口腔癌 / 上皮恒常性 |
Outline of Annual Research Achievements |
上皮組織の恒常性維持には基底細胞の増殖と上皮細胞の分化のバランス保持が重要である。そこでは様々な要因が複雑に関与し、増殖や分化に必要な分子を誘導・阻害する転写因子の発現が決定的な役割を担う。中でもKruppel-like factor 5(KLF5)は上皮細胞の増殖・分化バランスを直接的に制御し、細胞分化とともに急速に発現を停止するが、そのメカニズムは明らかになっていない。 KLF5遺伝子発現メカニズムを解明するにあたり、これまでに研究代表者はKLF5遺伝子の基本的な発現に関与する必要最小領域(minimal essential region、MER)ならびにそれに結合する主要転写因子を明らかにした。本研究では、KLF5遺伝子発現の制御機構としてKLF5発現を抑制的に制御するサイレンサー領域を明らかにし、それに関与すると考えられる転写因子を見出した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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