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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Entrepreneurial internationalization of born-globals

Research Project

Project/Area Number 17H07196
Research InstitutionKanagawa University

Principal Investigator

灘山 直人  神奈川大学, 経済学部, 助教 (30803936)

Project Period (FY) 2017-08-25 – 2019-03-31
Keywordsプラットフォームビジネス / ネットワーク効果 / 海外進出 / 知識移転
Outline of Annual Research Achievements

本研究ではボーン・グローバルズと呼ばれる新興企業に焦点を当て、この起業家的な海外進出につきマネジャーの個人的認識の側面から分析を行うものである。特にフィンランドのモバイルゲーム産業をケースとして取り上げて研究を行っている。平成29年度に行ったデータ収集および分析の過程で、本研究をより学術的な貢献度の高い内容にするために、「デジタルプラットフォームビジネスの海外展開」というコンテキストに焦点を当てるよう軌道修正する判断を行った。

平成30年度には、この軌道修正に基づき、ケーススタディ・プロトコルの修正を行った。そして、対象とする企業につき新興企業のみならず大企業も含めたプラットフォーム企業およびコンテンツ提供企業へと拡大し、また新たなコンテキストを考慮したインタビュー項目を設定した。これに基づき、日本の大手プラットフォーム企業2社を選定して本社および海外子会社に対するインタビュー調査を行った。そして、既に収集していたインタビューデータ、本年度に収集したインタビューデータおよび2次文献につき質的分析を行った。デジタルプラットフォーム企業が海外進出する際に、その海外市場で既にプラットフォームリーダーの地位を築いている企業に対して競争していく必要がある。この際に、母国のプラットフォームビジネスで培ったユーザベースやコンテンツを活用していくことで、ネットワーク効果を利用した展開が可能になるとの見解を示すことができた。今後は、この研究成果を学術論文として取りまとめて発表していきたい。

また、本研究にて多国籍企業におけるマネジャー個人の認識について調査を進めるなかで、本社から海外子会社への知識移転に関しての研究の重要性を認識した。既に本研究を開始する前に収集していたデータに対して新たに分析を加え、孤立した海外子会社のマネジャーの知識移転における態度および認識について知見を抽出した。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] Isolated Foreign Subsidiary's Initiative in Knowledge Transfer Within the MNE2019

    • Author(s)
      Naoto Nadayama
    • Journal Title

      Journal of International Management

      Volume: 未定 Pages: 未定

    • DOI

      10.1016/j.intman.2018.10.002

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2019-12-27  

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