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2021 Fiscal Year Annual Research Report

不等長2本鞭毛の運動性分化を統御する新規因子の解明

Research Project

Project/Area Number 17J00324
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

寺内 菜々  筑波大学, 生命環境系, 特別研究員(PD)

Project Period (FY) 2017-04-26 – 2022-03-31
Keywords藻類 / 走化性 / 鞭毛
Outline of Annual Research Achievements

遊泳能力のある生殖細胞は、多くの場合、鞭毛を使って遊泳する。生殖細胞は、化学シグナルや光などの様々な外的シグナルを感知し、これに対する走性を利用することで、より効率的に目的地に到達することができる。褐藻の雄性配偶子は雌性配偶子から放出される性フェロモンに対して素早く走化性を示し、運動性を変化させて雌性配偶子に効率的に接近する。性フェロモンを雌雄配偶子それぞれに添加すると雄性配偶子のみで運動性が変化することから、性フェロモンの受容体タンパク質は雄性配偶子の鞭毛上に存在する可能性が高いと考えている。本研究により、雌雄配偶子それぞれの鞭毛を効率的に単離する方法を確立することができた。今後これらについてプロテオーム解析を行っていく予定である。雌雄配偶子の鞭毛タンパク質として検出されたものについて雌雄間で比較を行い、雄性配偶子特異的に検出される鞭毛タンパク質を明らかにすることで、走化性関連タンパク質の候補を選出する。
鞭毛波形変化に伴う細胞内カルシウムイオンの濃度変化を明らかにするため、褐藻の生殖細胞の細胞内カルシウムイオンを可視化するのに最適なカルシウムインジケーターを選定した。

Research Progress Status

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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