2018 Fiscal Year Annual Research Report
Controlling Molecular Dynamics in Solid and Development of New Functional Properties via Crystal-to-Crystal Phase transitions of Luminescent Solid-state Materials
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17J01104
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
陳 旻究 北海道大学, 大学院総合化学院, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Keywords | 発光性分子結晶 / 分子ローター / アンフィダイナミック結晶 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題で目的とすることは、発光性を示す分子結晶材料においてその分子配列および分子運動を合理的に制御し、結晶の光物性をコントロールすることと更なる新規機能の開発である。採択者は、本研究課題に関してDC2として採用され、平成29年4月から平成30年9月の間、結晶のキラリティーおよび固体中における分子回転と発光性金(I)錯体をハイブリッドさせることで、上記の研究課題において大きな進展をもたらし、その成果が評価され、博士後期課程を半年早期卒業することができた。その後、日本学術振興会特別研究員(PD)に資格を変更し、平成31年3月まで博士研究員として研究を行なった。PDの間は、結晶中で分子回転を示すアンフィダイナミック結晶を基盤とした発光性固体材料の新規機能の開拓を行った。戦略としては、昨年度開発した発光性アンフィダイナミック結晶の回転部位をチューニングし、分子回転の変化により結晶格子および結晶外形が異方的に変化し、発光性も伴って切り替わる現象を見出した。興味深いことに、激しい温度変化によりその結晶がジャンプするサリエント効果を示すことまで観測ができ、アンフィダイナミック結晶を基盤とした種々の新規機能を見出すことに成功し、これらの成果を元にした論文が現在投稿中である。採択者は本採択課題の研究に従事し、発光性固体材料の新たな発光制御システムの構築から新規機能の開発まで多くの研究成果を生み出すことができ、特に外部刺激応答性材料の研究分野において大きく貢献できたと考えられる。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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