2018 Fiscal Year Annual Research Report
がんの内用放射線治療への応用を目指したSurvivin標的ペプチド疑似体の開発
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17J11488
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
石川 夏海 長崎大学, 医歯薬学総合研究科 (薬学系), 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Keywords | 薬学 / ペプチド / 内用放射線療法 / 放射線 / 癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ほぼすべてのがんを対象とした、がん組織に高選択的に集積する内用放射線治療薬剤の開発を目的とする。Survivinは最もがん選択的なタンパク質の一つであり、放射線治療への抵抗性の獲得にも関与している。Survivinへ特異的に結合する内用放射線治療薬剤を開発することができれば、病巣部においてsurvivinの機能障害を引き起こし、放射線への抵抗性を退縮させると同時に、放射線による攻撃を行うことが可能となるため、相乗的な抗がん作用が期待できる。 そこで、本研究では極めてがん組織選択的な内用放射療法を可能とするsurvivinを標的としたペプチドミメティクスの開発を行う事とした。また、細胞内タンパク質であるsurvivinへの到達を達成するため膜透過性ペプチドを融合させ、さらに細胞殺傷能力の高い90Y等の放射性核種を導入した放射性薬剤の創製を目指した。 今年度は、前年度までに開発したsurvivin結合分子より、さらに親和性および代謝安定性の高いペプチドの開発を試みた。また、化合物添加によるがん細胞の増殖抑制能の評価や、細胞内のsurvivin発現量の評価、およびアポトーシス誘導作用の評価などを行った。 さらに、FRETの原理に基づき、survivinに結合した時にのみ蛍光を発することで、生体内におけるsuvivinの挙動を追跡できるsurvivin結合応答型蛍光プローブの開発を目指し、基礎検討を行った。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)