2019 Fiscal Year Annual Research Report
Variants of Facility Location Problems
Project/Area Number |
17K00003
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
中野 眞一 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (30227855)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アルゴリズム / 施設配置問題 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、r-gathering問題やdispersion問題に関して、新しい、効率的なアルゴリズムを設計するものである。 r-gathering問題に関しては、問題がstarと呼ばれるグラフ上の点に制限したとき、これを高速に解くアルゴリズムを開発することができた。この成果は国際会議WALCOM 2019にて発表した。 また、r-gathering問題で、配置する施設の位置にあいまいさがある場合は、これをいくつかのあいまいさの仮定のもとで解くアルゴリズムを開発することができた。この成果は国際会議AAIM2019で発表した。 また、dispersion問題で配置する点の個数が3のときは、様々な距離空間にて、これを高速に解くアルゴリズムを開発することができた。とくにL1やL2の距離空間の場合には、計算時間は線形であり最適である。この成果は国際会議COCOON2019にて発表した。 このように、いくつかの成果をあげることができた。 また、前年度までに開発したいくつかのアルゴリズムを学術論文雑誌に掲載することができた。たとえば、問題がパス上の点に制限したとき、r-gathering問題を高速に解くアルゴリズムをO(|C| + r^2|F|)時間で解くアルゴリズムである。ここでCはcustomerの点の集合であり、Fはfacilityの点の集合である。Journal of Graph Algorithms and Applications誌に掲載された。
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Research Products
(5 results)