2020 Fiscal Year Research-status Report
新規水素精製プロセスの構築を目指した耐久性に優れた水素分離膜の開発
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17K00634
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Research Institution | Research Institute of Innovative Technology for the Earth |
Principal Investigator |
伊藤 史典 公益財団法人地球環境産業技術研究機構, その他部局等, 研究員 (10366429)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 秀尚 公益財団法人地球環境産業技術研究機構, その他部局等, 主任研究員 (60446408)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 分離膜 / PVA / 吸水性樹脂 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度での成果として、開発した分離膜に加えてPVA単体の膜を用いることで、当初の目標であった、①水素対応の分離膜の作製が可能になったこと。②新たな水素精製プロセスを構築できたことであった。これらの成果に関する外部発信として、2020年度は、英文ジャーナルに、第1・責任著者として3報投稿し全て受理された。 国内外での学会等にも発表することも考えていたが、開催が困難な状況が続いたため、断念した。 今後も、これまでの成果を、学術論文 (英文ジャーナル)をメインに積極的な外部発信を、行っていくことを考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年度は、昨年度までの研究成果に関する外部発信として、学術論文 (英文ジャーナル)の第1・責任著者として、3報投稿した。学会等の発表については、開催が困難な状況が続いたため、断念した。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度と同様に、2019年度までの検討で得られた知見、情報、実験データを整理、纏めた後、より多くの学術論文を投稿し、積極的な外部発信を行う。 学会発表等に関しては、開催が困難な状況が続いているため、状況に応じて対応していくことを考えている。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由: 2020年度は、前年度までの成果を、英文ジャーナルの投稿だけでなく、学会等での発表による外部発信も考えていた。しかしながら、研究成果に関連した学会は全て開催が困難な状態が続いた。そのため、出張・旅費に関する支出が殆どなかったことが理由である。 次年度の支出として、2020年度困難であった出張・旅費による使用を考えている。
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