2020 Fiscal Year Annual Research Report
Development and effects of Therapeutic Cooking Program for the elderly with mild dementia in the community
Project/Area Number |
17K00919
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
湯川 夏子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (40259510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫛 勝彦 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 教授 (30324726)
鋤納 心 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (30645734)
明神 千穂 近畿大学, 農学部, 講師 (90529752)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 認知症ケア / 認知症予防 / 料理療法 / 地域 / 調理 / MCI |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、地域におけるMCI・軽度認知症高齢者に対する「料理療法」プログラムの開発である。具体的にはこれまで1)地域における料理活動の先進事例調査およびプログラム開発,2)1)のプログラムにおける料理療法の効果等について明らかにしてきた。またシンポジウムや研修会を開催し研究成果の普及・啓発に努めた。2019年度において研究成果の普及・啓発として予定していた研究会開催および国際学会発表が新型コロナ感染症のため実施できなかったため,研究期間を1年間延期した。したがって本年は最終年度として,研究成果の発表等をおこない,料理療法の普及啓発に努めることが目的である。 まず,研究成果の普及啓発として開催を予定していたプログラム評価法に関する研修会は,昨年度2回延期したことに引き続き,新型コロナ感染症予防のため本年度も実施できなかった。すでに内容は計画済みであり,今後同等の内容について時期をみて開催していきたい。 成果発表としては,予定していた国際アルツハイマー協会の国際学会がシンガポールにての開催予定から,オンライン開催に切り替わった。昨年までの研究成果について2題,ポスター発表を行った。 すでに開設していたホームページについては,大幅にリニューアルした。大きな点は,カナダでの調査や国際学会参加を機に,海外にも研究内容を発信するため,英語のページを併設したことである。また,これまで開催した講演会や研修会情報を記載した。さらに,「料理療法」は商標取得についても記載した。以上のとおり,最終年度として,「料理療法」の普及啓発を一定程度,おこなうことができた。
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Remarks |
商標:料理療法/THERAPEUTIC COOKING 登録第6205428号
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Research Products
(5 results)