2020 Fiscal Year Research-status Report
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17K00943
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
北村 真理 武庫川女子大学, 食物栄養科学部, 准教授 (40369666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
崎山 ゆかり 武庫川女子大学短期大学部, 幼児教育学科, 准教授 (80435320)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 食育 / 評価 / 保育現場 / 身体活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
保育現場で実施されている食育の評価指標の整理を行い、目安となる共通の評価指標を開発、確立することで、系統的な食育の実践、保育現場における食育の質 の向上に貢献することを目的に研究を実施している。 本年度は昨年度の食育と関係する幼児体育での評価指標の模索の追加調査として、新たな研究協力園にて幼児の運動能力測定を実施、それと同時に保護者を対象とした食育に関するアンケート調査を行う予定であったが、コロナ禍で実施の目処が立たず、実施を断念した。 最終年度だったため、評価指標に関する最終アンケートを保育者を中心に実施する予定であったが、こちらもフィールドでの調査活動も難航したため、アンケート内容が確定せず、実施を見送った。 そのため、今までの調査データの整理を兼ねて、学会発表を多く行った。また、論文も執筆中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度までの研究結果で、運動能力の推移と保護者の食に関する意識との関連性を示すにはさらなるデータ蓄積が必要と判断し、今年度、体力測定の追加調査を考えていたが、コロナ禍でフィールドでの調査が対面実施不可となり、実施できなかったため。また、今年度の体力測定の結果を持って、まとめの作業に入る予定が入れなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度実施できなかったフィールドでの調査を実施する予定である。ただ、状況が改善しないことも考えられるため、その場合は、体力測定は昨年度までの調査結果でまとめる予定である。また、今までの調査研究結果から抽出した評価指標に関するweb調査を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍でフィールドでの測定、調査が実施できなかったため、その関係費用が全て未使用となった。また、計画していた学会への参加も不可となり、海外への渡航費も不要となったため、その費用をweb調査費に当てる予定である。 次年度は、体力測定調査を実施、今までの研究結果に基づいたweb調査を実施する計画を立てている。
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Research Products
(6 results)