2020 Fiscal Year Annual Research Report
Development of adaptive teaching material generator by using the importance of words
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17K01143
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
堀江 郁美 獨協大学, 経済学部, 教授 (50398731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯島 優雅 獨協大学, 経済学部, 教授 (50337838)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 教材情報システム / 適応型教材 / 教材作成支援ツール / 語学学習支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
教師の講義支援を主な目的とし、用途や学生個々のレベルにあわせて、Webページから柔軟に学習教材を作成するために、単語の重要度に着目した適応型教材作成支援ツールの開発を行った。研究期間全体を通じ以下7項目を実施し、適応型教材作成支援ツールを完成させた。2020年度は以下のうちの3,4,6を実装した。
1)システムのベースとなっている基礎理論の見直しと整理、2)Webページ内で重要な意味をもつ単語や熟語の表示機能について調査・実験、3)単語リストの効果的利用と作成機能追加のための調査・実験、4)単語リスト更新と、新たな単語リストの追加、5)授業で利用するためのグループ機能、教師機能、フィードバック機能等の追加、6)単語記憶ゲームの実装、7)システム移行と英語初学者用のサポートサイトを作成
具体的には、まず、1,2,3として機能追加のための整理や調査をした。1)はシステムのベースとなっている非有機的集合論の機能を整理した。これにより、効果的な機能追加が見込めるようになった。次に、2,3)では、機能追加候補に上がっていたWebページ内の熟語やWebページ間の類似度測定などの必要性を調べるための調査・実験を行った。最終的に複数の作成手法で単語リストを作成し、組み合わせて利用することによって代替可能なことがわかったため、機能としては単語リストの作成に絞ることにした。4,5,6)では調査した機能を実装した。ユーザが単独で利用するほかにも、グループや授業で使い講師と学生間でやりとりができるようにした。また、単語に着目した支援ツールなのに、未知語をリスト化することはできても、単語を記憶するための機能がなかった。アンケートでは毎回必ず単語ゲームの必要性が書かれていたため、簡単な単語を記憶するためのゲームができるようにした。7)最終的に英語初学者用サポートサイトページを準備しシステムを完成させた。
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Research Products
(7 results)