2019 Fiscal Year Annual Research Report
Globally Expanding Vision and Passion through Authentic Creative Activities Based on a Evolutionally Derived Learning Theory
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17K01153
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
宮田 義郎 中京大学, 工学部, 教授 (00239419)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 泰 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (00272188)
上芝 智裕 中京大学, 工学部, 准教授 (30340186)
亀井 美穂子 椙山女学園大学, 文化情報学部, 准教授 (40410609)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 進化論 / オーセンティック / 学習環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
理論面では、進化論的学習論に新しく「価値」を導入し、価値、社会状況、感情の関係について、より総合的な歴史的な分析を行った。またデザイン原理では「インキュベーション原理」「アージ・フロー原理」を導入し「CCOモデル」と統合することで、現在までのオーセンティック学習環境を都会にも拡張し、またローカルとグローバルの実践を統合する道筋を得た。 また、COVID-19の影響下における様々なオンライン実践から、学校や職場とは切り離される傾向があった個人的な意味や環境の、学習環境における意味づけを行い、GDP最大化環境から、ローカルなという意味の「domestic」によるgdp最適化環境への転換について考察した。 実践面では、香港理工大学とのWorld Connection Projectでは4回目の豊田里山フィールドワークを豊田市下山地区の山林で行い、豊田市産の杉材を使用して制作したパネルで豊田市中心部の施設で成果発表を行った結果、地域貢献への動機付けが確認できた。World Peace Song Projectでは、世界各国で制作録音した平和の歌を世界マップ上で再生するグローバルな合唱を、Google Map API/JavaScriptのシステムで実現・公開したところ、参加者が増え35カ国から63のパートナーが映像や録音を貢献している。 第6回目愛知ワークショップギャザリングを開催し、学生による企画運営、椙山女学園大学の授業との連携など新しい試みを進めた。 成果発表を重点的に行った。IASDR(英国マンチェスター)、デザイン学会全国大会と研究会、教育メディア学会、FabLearn Asia 2020 (タイ、バンコク)、デザイン学会の特集号などで口頭発表、論文発表を行い、各国の研究者と有意義な議論を行った。
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Remarks |
(1)はWorld Museum Projectで世界各国のパートナーとコラボレーションにより制作した複数の作品がリンクされている。 (2)はその一つのWorld Peace Song Project(2020年現在約60のパートナー校が参加)である。3つのページを相互リンクしている。 (3)は、日本デザイン学会特集号に掲載した論文のオンライン版である。
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Research Products
(10 results)