2022 Fiscal Year Annual Research Report
Fusion Method of Probability Theory and Fuzzy Theory for Brand Image Strategy Decision of Competitive Facility Location
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17K01283
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
塩出 省吾 神戸学院大学, 経営学部, 教授 (40154174)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 施設配置計画 / 確率的最適化 |
Outline of Annual Research Achievements |
確率的要素が入ったモデルは最初からは難しいので、確定的な競合施設配置問題から開始した。途中、一般社団法人農業開発研修センターからの依頼でJA兵庫六甲における共同乾燥調製施設の適正配置に関する相談を受けて本学経済学部の柴田准教授(当時)と包絡分析法を用いた解法を開発し、研究成果は2019年8月に韓国ソウル市で開催されたInnovative Computing, Information and Controlの第14回国際会議で研究発表した。また、確率計画法の2段階定式化を用いた競合配置問題の定式化および解法についても、同じく韓国ソウル市で開催された2019 Joint Workshop between Korea and Japan on Research and Business Development for Sustainable Transportationで研究発表した。 その後、2020年度からは新型コロナで韓国および台湾の状況調査がまったくできていなかったので、海外渡航が少し可能になってきたので9月に研究協力をお願いできる本学の毛利氏と韓国ソウル市に渡航した。そこで、調査を開始しようとしたが、韓国もまだまだ混乱しており、実際に渡航して感じたことであるが、まったく調査できる状況ではなかったし、実施しても大きく状況が変化しているので緊急時のデータでなく本来の望ましいデータは得られないと思われた。もう少しコロナの状況が落ち着いてから調査をすべきであると判断した。 研究期間全体を通じてであるが、最後の調査段階で新型コロナの影響で研究を進めることができなくなったのは非常に残念である。今後の研究としては、新型コロナの状況が落ち着いてから調査を再開したいと思う。幸いにも韓国および台湾の研究協力者は私より若いので今後も研究協力が得られると思われる。
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