2020 Fiscal Year Annual Research Report
Reliability improvement of microwave vital signal detection and application to the measurement of vehicle driver's condition
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17K01310
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| Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
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Principal Investigator |
間瀬 淳 福岡工業大学, 付置研究所, 研究員 (00023325)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近木 祐一郎 福岡工業大学, 工学部, 教授 (10398109)
伊藤 直樹 (伊藤直樹) 宇部工業高等専門学校, 制御情報工学科, 准教授 (50604849)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | マイクロ波 / 反射計 / 運転者状態評価 / 事故防止 / 自動運転支援 / 心拍変動率 / 心房細動 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
１．マイクロ波反射計を用いた心拍および呼吸測定の信頼度向上と心拍変動率の実時間評価：代表者等により開発された、テンプレート・相互相関法、および最大エントロピー法を用いた心拍変動率評価アルゴリズムの改良を進め、リアルタイムかつ連続長時間測定が可能なシステムとして完成させることができた。
２．マイクロ波反射計および上記アルゴリズムを組み合わせ、ドライビングシミュレータを使用した運転者評価テストを行った。その結果、当該システム実用化のための具体的な動作条件を明らかにした。すなわち、高速道路および郊外道路では、心電計と比較して約 2-5 %の誤差内であり、心電計の代わりに実機適用可能であることを検証した。本内容については実車を用いた試験でも進めた。
３．マイクロ波システムの基板化については、周波数24GHz帯において反射波レベル制御システムの基板回路製作を進めた。本システムにより、運転中姿勢の変化に対して反射波レベルの安定化を図ることができた。また、マイクロ波使用電力を、屋外利用が可能な微弱電力レベルに抑制することができた。
３．医学研究院教員（病院医師）との共同研究を進め、心拍変動と心臓病態との関連を検討、本開発システムによる心房細動検知のためのアルゴリズム開発を進めた。当該システムおよびアルゴリズムの試験については、九州大学病院倫理委員会で承認されている。
４．反射計システムによる心臓病態検知に関する内容をまとめ、著書とした。
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Research Products
(7 results)
