標準化ツールと組み合わせた臨床研究データ収集スキームの構築

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 17K01438
• Research Institution: National Institute of Public Health
• Principal Investigator: 土井 麻理子 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (70636860)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 岡田 昌史 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70375492) [Withdrawn] ; 上野 悟 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 主任研究員 (20595706)
• Project Period (FY): 2017-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: 臨床研究 / データ管理

Outline of Annual Research Achievements

臨床研究に関するデータ管理の効率化手法について検討を行なった。観察研究を例に統計解析ソフトウェアRを用いたデータチェックのプログラムを作成し、Rを用いたプログラムチェックを行なった。Rプログラムによるデータチェックは、データの不整合やデータ集計等において、効率的なデータレビューが可能であることを確認した。入力状況の確認や集計については、R関連ソフトウェアであるR studioのレポート作成機能を活用により、データ状況の確認や、繰り返しの作業の効率化には有用であることが可能となった。観察研究のデータについて、統計解析ソフトウェアRとR studioを用い、データ管理の業務効率化を図ることが可能であることが明らかとなった。臨床研究のデータに関し、繰り返しデータマネジメント業務を実施する場合、統計ソフトウェアを用い等プログラミングの利用は業務効率化への寄与はより大きいと思われた。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

統計プログラムの公開について、内容確認と検討を行なっているため。

Strategy for Future Research Activity

統計プログラムの公開について検討を行う。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス流行のため。