2019 Fiscal Year Research-status Report
Development of quantitative analysis method for biofilm using DNA and RNA information, which is applied to evaluation of infection diseases about medical materials.
Project/Area Number |
17K01442
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Research Institution | Suzuka National College of Technology |
Principal Investigator |
小川 亜希子 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90455139)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | バイオフィルム / 遺伝子発現解析 / 定量 / 大腸菌 / 表皮ブドウ球菌 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年4月から6月までの期間は、妊娠に伴う体調不良で実験を行うことが出来なかった。なお、7月と8月においては、大腸菌における遺伝子発現マクロアレイの測定結果について解析するための環境を整えた。9月からは産前・産後休暇および育児休業に入ったため、本研究を中断している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大腸菌を利用した遺伝子発現解析を行うためのパソコン環境を整えるために時間を要した。また、前年度の2月以降、妊娠に伴う体調不良によって本研究の実験が行えない状況が続いた。2019年9月以降は、産前・産後休暇および育児休業となったため、本研究を中断している。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度4月に復職予定であるが、復職の時には、研究再開のためのサポート事業を積極的に活用し、実験を進めていく予定である。また、休職前に遺伝子発現解析の環境整備を行っているため、ソフトウェアやOSの変更やサービス終了といったトラブルが起きない限り、復職後すぐにその解析を行うことが可能である。
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Causes of Carryover |
出産および育児に伴う休職によって、本研究を中断したために次年度使用額が生じた。復職予定の2021年度(4月)からは、大腸菌における遺伝子発現解析を再開し、その結果に基づいてバイオフィルム定量系の構築を行い、モデルとなる医療材料についてバイオフィルム定量を行う計画である。これらの実験で得られる成果について、国際学会発表と学術雑誌への投稿を行う予定であり、それらの経費に本研究費を使用する。
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[Journal Article] In-situ detection based on the biofilm hydrophilicity for environmental biofilm formation2019
Author(s)
Tanaka, Nobuyuki Kogo, Takeshi Hirai, Nobumitsu Ogawa, Akiko Kanematsu, Hideyuki Takahara, Junko Awazu, Akane Fujita, Nobuko Haruzono, Yoshihide Ichida, Shunji Tanaka, Yo
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Journal Title
Scientific Reports
Volume: 9
Pages: 8070, 8081
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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