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2020 Fiscal Year Research-status Report

運動時呼吸負荷トレーニングによる呼吸応答戦略の解明と効果予測モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 17K01518
Research InstitutionSaitama Prefectural University

Principal Investigator

木戸 聡史  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (50513214)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywords呼吸リハビリテーション / 呼吸筋 / シミュレーション
Outline of Annual Research Achievements

当該年度は、COVID-19感染拡大の影響を受けて、運動時呼吸負荷トレーニング中の実験を実施できなかった。そのため、トレーニング中の動態解明に用いるシミュレーション解析の基盤を構築することに注力した。
動力学シミュレーション解析のために用いる胸郭3Dモデルの作成のために最大吸気位および最大呼気位における胸腹部断層画像の取得および骨格要素抽出方法の構築を行った。胸椎、胸骨、肋骨においてはMRI・CTともに抽出可能だった。肋軟骨においても解析に必須であるが、CT画像データから抽出することができた。なお、抽出した骨モデルに作成した呼吸筋による動力学解析のためのトライアルにより胸郭運動を引き起こした。また、抽出した肺および気道容積とスパイロメータで取得した肺活量の関係を解析したが、誤差範囲にばらつきが大きいことが認められた。以上をまとめると、当該年度には胸郭3D基盤モデル作成方法の構築と呼吸運動及び呼吸筋動態解析の実現可能性確認がなされ、断層画像撮影方法については改良点が見いだされた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

COVID-19の影響により予定していたトレーニング中の生体データ取得実験を実施できなかった。

Strategy for Future Research Activity

2021年度においても引き続きCOVID-19の影響により、トレーニング中の生体データ取得実験をできない可能性がある。そのため、課題解決のための手法をシミュレーション解析基盤構築にシフトして、推進する予定である。

Causes of Carryover

当該年度に予定していた成果発表に必要な旅費が減少したため、次年度使用額が生じた。次年度は研究成果の公表に使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2020

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 呼吸動態解明のための胸部CT画像を用いた肋骨・肋軟骨シミュレーションモデルの作成2020

    • Author(s)
      柚口 菜津子、木戸 聡史、原 和彦、松岡 穂奈美、熊谷 雄基、小林 暁史、兪 文偉
    • Organizer
      第25回日本基礎理学療法学会学術大会

URL: 

Published: 2021-12-27  

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