2019 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of a practical measurement and evaluation method for running skills for medium- and long-distance running
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17K01674
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Research Institution | National Institute of Fitness and Sports in Kanoya |
Principal Investigator |
松村 勲 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 准教授 (30404544)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ランニング技術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、未だ明確に示されていない陸上競技中長距離走のランニング技術の測定方法と評価方法を、50mのフォースプレート走路を有する鹿屋体育大学のスポーツパフォーマンス研究センター(以後、SPセンター)を活用して確立することにあった。 研究期間1年目(平成29年度)には、SPセンターで様々な方法での測定を繰り返し、その結果、SPセンター内で周回路を作成することにより、また走行時のタイムを被検者(選手)に伝えることにより、中長距離走選手の走感覚を維持したまま測定できる方法を編み出せた。 研究期間2年目(平成30年度)は、その測定方法を活用し、データ収集を行った。事前の研究方法と同様に、主に大学陸上競技中長距離走選手を被検者にした測定となったが、2名の女子の日本トップレベル(1名は世界大会に出場し決勝に進出)の選手の測定も実施できた。その中で、SPセンターを活用した測定の評価方法を議論していった。 研究期間3年目(令和元年度)は、前年度の測定を生かし、データを如何にフィードバックするか(評価方法)の視点で研究(測定方法の再構築、分析、評価)を進めた。その過程で、選手側から映像での評価の要望が多くあったことから、その測定方法も加えて研究を進めた。この期間の終盤には、女子の実業団選手(日本トップ選手含む)に対するアプローチ(測定・評価)も行え、最終的に、SPセンターを活用した測定のフィードバックの方法(評価方法)も大方確立できたものと考える。
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Research Products
(1 results)