2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K01751
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
南條 博 秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (70250892)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 血管幹細胞 / 運動療法 / 虚血脳障害 / 虚血下肢障害 / 内皮細胞 / 平滑筋細胞 / 樹状細胞 / 血管新生 |
Outline of Annual Research Achievements |
老化予防、認知症予防、健康長寿を念頭に、運動療法により血管幹細胞を活性化、血管を幼若化させることにより、動脈の硬化を予防できることを老齢成体(マウス)で明らかにする基礎的研究に着手した。運動療法により血管壁に存在する幹細胞を活性化させ、内皮細胞、平滑筋細胞、周皮細胞、樹状細胞への分化、増殖を促進し、血管幼若化の主役となることを、形態学的および分子病理学的解析により解明することを目指す。今年度は老齢マウスを用い、片側内頸動脈結紮閉塞による虚血脳障害モデル、さらに虚血脳障害作製後にトレッドミルを行う運動負荷モデルを作製した。トレッドミル運動負荷群では、患側脳の微小血管の密度が軽度上昇し、mouse cDNA microarray による解析で Rb1, Map3k14, Nestin, Vcam1、Wint5a、Cdk2、Sox7、Klf4、Stat3などの発現亢進を認めた。次年度も解析を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全体の計画に大きな変更はない。
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Strategy for Future Research Activity |
虚血脳障害モデル、トレッドミル運動負荷モデル、虚血下肢障害モデルの病理組織学的、分子病理学的解析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
今年度の残りの予算では抗体等の購入には足らず、次年度へ繰越した。
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