2017 Fiscal Year Research-status Report
バイオフォトンによるストレスマネージメントに関する研究
Project/Area Number |
17K01789
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
坪内 伸司 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (10188617)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 勇人 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (50213442)
松浦 義昌 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (60173796)
田中 良晴 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (60236651)
山本 章雄 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (70106491) [Withdrawn]
川端 悠 八戸学院短期大学, 幼児保育学科, 講師 (20713390)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | バイオフォトン / GDV / 運動負荷 / s-IgA / Profile of Mood States |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、生体情報のバイオフォトンを指標として、運動負荷を与えることにより生体内のエネルギー変動がどの程度認められるのかについて検討することを目的とした。 運動負荷によるバイオフォトンのエネルギー変動を検証するために、健康な成人男性を研究参加者とし、運動負荷はトレッドミルによる70%HRmaxレベルのランニングを1時間行った。 運動負荷前後の指標としては発光作用を検出する機器:GDVを用いエネルギーフィールドおよびサイエンティフィックラボラトリーソフトを用いてAreaとIntensityを分析した。免疫ホルモンs-IgA蛋白比率は、Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assayにより分析した。運動負荷による心理的な変動の評価は、POMS検査を用いた。 被験者全員の平均70%HRmax運動負荷は、159±15.9beats/minであった。運動負荷時の心拍数は、平均157.8±16.5beats/minであった。エネルギーフィールド指標のArea、Intensityの平均値は、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。唾液の免疫ホルモンs-IgAは、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。POMSの平均値において、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。AreaおよびIntensityと唾液中の免疫ホルモンs-IgAとの相関関係にそれぞれ有意な関係が認められた。運動負荷によるバイオフォトンの評価は、唾液の免疫ホルモンs-IgA、POMS検査と同様の結果が得られたことより疲労やストレスが反映されていることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
運動負荷は、トレッドミルによる70%HRmaxレベルのランニングを1時間行った。 エネルギーフィールド指標のArea、Intensityの平均値は、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。 唾液の免疫ホルモンs-IgAは、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。 POMSの平均値において、初期値に対して有意な減少(p<0.05)が認められた。 AreaおよびIntensityと唾液中の免疫ホルモンs-IgAとの相関関係にそれぞれ有意な関係が認められた。
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Strategy for Future Research Activity |
発光作用を検出する機器:Gas Discharge Visualization用いてエネルギーフィールドおよびサイエンティフィックラボラトリーソフトより、スポーツ活動での強化練習合宿中における日内変動、期間内変動について、生体内エネルギーの身体負荷に対するバイオフォトンの変動について検討を行っていく。
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Causes of Carryover |
次年度は、物品購入、海外学会の発表のための旅費、人件費・謝金、論文投稿費に当てる予定。
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Research Products
(1 results)