2017 Fiscal Year Research-status Report
乳児期の寝返り・四つ這い経験は本当に必要ないのか?運動器障害の解明と予防に向けて
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17K01909
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
横山 美佐子 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (70439149)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田久保 憲行 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20306583)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 運動器検診 / 側弯 / 運動器障害 / 学童期 / 運動発達 / 小児理学療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、研究倫理審査委員会の申請と協力学校を選定する予定であった。 当初計画した私立小学校ではなく、公立小学校に本研究について説明して理解を得た。 現在、研究計画書を修正して研究倫理審査を受けるところである。倫理審査を受理されたのち、協力学校の全児童・生徒に乳児期運動発達に関するアンケート調査を実施する。運動器検診を学校で受診する全ての児童生徒の家庭に「運動器検診調査票」と乳児期運動発達に関するアンケートを配布する。アンケートは無記名だが、運動器検診調査票と番号で連結可能とする。内容は、在胎週数・出生時体重・運動発達における定頸・寝返り・ずり這い・ひとり座り・四つ這い・高這い・つかまり立ち・伝い歩き・初歩の時期と期間とする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
小学校の理解を得るための時間が、当初計画以上かかってしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
運動器検診結果とアンケート結果を匿名連結化した上で学校から情報収集し、データ保管と解析のためインターネットの接続のない本研究専用パソコンで、北里大学においてデータを解析する。解析方法は、寝返り・四つ這いなし群とあり群の2群に分け、運動器検診項目別に比較検討する。また、寝返り・四つ這いと運動器障害の相関関係を明確にする。
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Causes of Carryover |
次年度に学会発表や知識の補充のための学会参加を予定したため。
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