2022 Fiscal Year Annual Research Report
Theoretical and empirical study of community tourism management
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17K02059
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| Research Institution | Osaka Seikei University |
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Principal Investigator |
国枝 よしみ 大阪成蹊大学, 国際観光学部, 教授 (60465870)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 勅之 北海商科大学, 商学部, 教授 (40582995) [Withdrawn]
小長谷 一之 大阪公立大学, 大学院都市経営研究科, 教授 (50225463) [Withdrawn]
野村 佳子 摂南大学, 経済学部, 教授 (60583705)
原田 弘之 大阪成蹊大学, 国際観光学部, 准教授 (60966266)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 最も美しい村 / 少子高齢化 / 持続可能 / 住民 / COVID-19 / 交流人口 / 関係人口 / 自治体 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2022年は、引き続きコロナ禍のため、出張など移動の制限があり、フィールドワークや研究への支障が予想された。そこで、これまでの知見等を活かした成果を目指して、コロナ後を見据えた新しい観光学の教科書の編集を企画した。
書籍の内容は、第1章観光と歴史、第2章持続可能な観光、第3章観光資源とニューツーリズム、第4章旅行ビジネスの過去・現在・未来、第5章観光とテクノロジー、第6章航空ビジネス、第7章ホテルビジネスの現状と今後の展望、第8章テーマパーク・イベント事業、第9章ホスピタリティ、第10章観光マーケティング、第11章観光政策、第12章ブランドと観光、第13章食と地域振興、第14章観光まちづくりである。書籍のタイトルは、『経営の視点から考える「新しい観光学」』で、2023年2月に上梓することができた。
22年度の後半からは、コロナも落ち着いてきたと思われたことから「日本で最も美しい村」連合事務局の了解を得て、自治体担当者宛に調査票を送付し、加盟年数、連合加盟のメリットや効果、来訪者のプロフィール、目的、交通手段等をたずねた。また、自治体として実施している住民との活動や直面している課題なども質問した。特に自治体と住民、事業者との関係性を定性的な文脈で回答を得たことから現在分析を行っている。今後、報告書にまとめ、協力を得た事務局及び協力いただいた自治体に送付する予定である。
また今後は、フランスの「最も美しい村」の取り組みについて再度、現地へ質問して、コロナ禍の3年間を乗り越えた要因について２つの連合の比較分析を行い、過疎や高齢化に直面する村の活性化における行政と住民の果たす役割を提言する所存である。
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