2017 Fiscal Year Research-status Report
A study on possibilities of promoting regional tourism based on urban parks
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17K02152
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| Research Institution | Parks and Recreation Foundation |
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Principal Investigator |
平松 玲治 一般財団法人公園財団(公園管理運営研究所), その他部局等, 上席主任研究員 (50455482)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 明代 一般財団法人公園財団(公園管理運営研究所), その他部局等, 主任研究員 (10638779)
嶺岸 さゆり 一般財団法人公園財団(公園管理運営研究所), その他部局等, 研究員 (60795219)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 都市公園 / 観光 / レクリエーション / 公園利用 / 地域振興 / 課題解決 / 公園管理 / マネジメントシステム |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、観光資源としての都市公園の可能性と公園を核とした地域観光振興のあり方について考究することを目的としている。都市公園では歴史資源、自然資源、既存の施設等を活用することにより、地域を代表する観光地として多くの観光客を誘致することが期待される。一方、都市公園は周辺住民の利用に供する公共施設という側面もあるため、地域の観光振興を進めるには公園単独ではなく公園を内包する地域とともにまちづくりやマネジメントを考える必要がある。そこで、社会資本である都市公園の存在価値、利用価値の向上をはかるとともに、ストックを活用した持続可能な観光に貢献すべく、都市公園が核となる地域観光振興の方法論の構築を目指す。初年度である平成29年度では、都市公園における観光利用の現状と課題について実態と課題を把握するため、文献調査、海外及び国内の先進事例を対象とした現地調査（ヒアリングを含む）を実施した。その結果、都市公園では公園利用との関連がある観光の特徴、観光資源として都市公園、都市公園を目的地とした観光旅行（ツーリズム）から整理することが可能であり、観光に特化した情報発信や観光資源を観光アトラクション化することが必要であること、観光地域づくりや観光振興まで展開するための連携・協力体制等の課題が把握された。また、観光振興、地域の活性化、子育て支援等、都市公園にて地域の課題を解決するための取り組みが実施されていることも把握された。あわせて、都市公園全般における観光利用に関する管理の実態や傾向を把握するため、全国の都市公園の管理担当者を対象としたアンケートによる管理運営実態調査の実施準備を行い、調査計画を立案した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成29年度においては、地域と連携した公園管理の現状と課題について、既往の文献調査結果からの抽出、海外及び国内の事例調査、対象公園による現地調査等から把握、整理することを予定していた。このうち、文献調査、事例調査は順調に進めることができたが、調査内容の検討や関係者との調整に時間がかかり、対象公園による現地調査ができなかったため、平成30年度に実施する予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
次年度においては、全国の都市公園の管理担当者を対象に、都市公園全般における観光利用に関する管理の現状や課題について尋ねるアンケート調査を実施し、全般的な傾向の把握や先進的な事例の収集を行う。あわせて、地域観光振興に寄与する公園マネジメントに必要な諸条件について把握するため、対象公園でヒアリングを含めた現地調査を実施し、観光の需要や供給に必要な諸条件を整理することで、観光振興を進める上で必要な公園及び地域の現状と課題を整理する。
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Research Products
(6 results)
