2019 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the philosophy of Bergson concerning the reality of Becoming and the pure relations
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17K02200
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Research Institution | National Institute of Technology, Kumamoto College |
Principal Investigator |
永野 拓也 熊本高等専門学校, リベラルアーツ系人文グループ, 教授 (80390540)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ベルクソン哲学 / 関係 / 部分と全体 / 構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
①9月29日に東京大学本郷キャンパスにおいて、フランスからElie During氏(パリ・ナンテール大学)とSebastien Miravete氏(トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学)を招聘し、日本からは代表者および慶応大学の岡嶋隆佑氏が参加して、本研究費により代表者の主催のもと、国際ワークショップ「ベルクソンにおける持続とその数学的射程」を開催した。本企画については、ベルクソン哲学について国際シンポジウム実施実績のある研究組織・Project Bergson in Japan(PBJ)のWebサイトのために報告を執筆した(https://matterandmemory.jimdofree.com/2019-2021/2019-mathematical-ranges/)。 ②10月24~25日にかけて、フランスのトゥールーズ、ジャン・ジョレス大学において、当大学のPaul-Antoine Miquelとパリ・ナンテール大学のElie Durigのオーガナイズによる国際ワークショップPhysical Time, Biological Time: Bergsonism Todayにコメンテーターとして参加した。10月29日には、PBJの平井靖史氏とフランス、グルノーブルの記憶の哲学センターのKourken Michaelianの企画になる、同センターにおける国際ワークショップRemembering: Analytic and Bergsonian Perspectivesに参加し、口頭発表“Part-Whole Relation and Bergsonian“Memory”“を行った。これについては国際的研究組織La Societe des amis de BergsonのWebサイトに報告を執筆した(https://bergson.hypotheses.org/1410)。
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Remarks |
(1)はProject Bergson in JapanのWebサイト内の、(2)はLa Societe des amis de BergsonのWebサイト内のページである。(1)からは代表者の発表原稿が参照できる。また英語バージョンも同じページからのリンクで参照できる。どれも執筆者は代表者であるが、関係者のチェックを経て掲載いただいている。
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