2019 Fiscal Year Research-status Report
「フランス現代思想」による「学校」批判と教育実践に関する理論的・歴史的総合研究
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17K02273
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
廣瀬 純 龍谷大学, 経営学部, 教授 (70388156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 吉幸 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (90420075)
上尾 真道 京都大学, 人文科学研究所, 研究員 (00588048)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | フランス現代思想 / 学校 / ガタリ / フーコー / ラカン / ブルデュー / パリ第8大学 |
Outline of Annual Research Achievements |
フェリックス・ガタリ周辺の「学校」問題への取り組みについては、アンヌ・ケリアン氏に研究協力を新たに依頼し、彼女に対する聞き取り調査を行った。 ルイ・アルチュセール周辺の「学校」問題の取り組みと、フランス現代思想第2世代における同問題の批判的継承については、研究協力者であるジャック・ランシエール氏に対する聞き取り調査を行った。 ミシェル・フーコー周辺の「学校」問題の取り組みについては、フランスワ・エワルド氏に研究協力を新たに依頼し、彼に対する聞き取り調査を行うための準備を行ったが、Covid-19に対しフランスがロックダウン措置を取ったため、延期となった。 ジャック・ラカン周辺の「学校」問題の取り組みについての研究、パリ第8大学創設に関する研究においては、どちらも、資料収集と収集資料精読を行った。また、それ以外の諸領域についても、資料収集を継続し、収集した資料の読解作業を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19に対しフランスがロックダウン措置を取ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
フランスにおけるロックダウンのために延期となった諸調査を実施し、研究成果の日本語環境での発表の準備を行う。
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Causes of Carryover |
理由:Covid-19に対してフランスがロックダウンとなり、予定していた調査が実施できなかった。 計画:延期となった調査を実施するとともに、追加の調査も行う。
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Research Products
(1 results)