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2020 Fiscal Year Research-status Report

「フランス現代思想」による「学校」批判と教育実践に関する理論的・歴史的総合研究

Research Project

Project/Area Number 17K02273
Research InstitutionRyukoku University

Principal Investigator

廣瀬 純  龍谷大学, 経営学部, 教授 (70388156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 吉幸  筑波大学, 人文社会系, 准教授 (90420075)
上尾 真道  京都大学, 人文科学研究所, 研究員 (00588048)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywordsフェリックス・ガタリ / アルチュセール派 / ジャック・ランシエール
Outline of Annual Research Achievements

Covid-19危機のため調査は進まなかった。
すでに行なった研究協力者へのインタヴュー(ガタリ派についてはアンヌ・ケリアン、アルチュセール派についてはエチエンヌ・バリバール、ロジェ・エスタブレ、クリスチャン・ボドゥロ、フランス68年思想全体についてはジャック・ランシエール)の書き起こし、すでに収集した文献(ガタリ派関連文書、アルチュセール派関連文書、フーコー関連文書、パリ第8大学関連文書、ラカン派関連文書)の精査及び整理などを行なった。
フランス68年思想を「学校」(エコール)論という共通の観点から問い直し、また、同観点からそのアクターたちの証言を得る作業は、日本語環境のみならず、他言語環境においても皆無であり、フランス68年思想についての研究という枠組みにおいてたいへん貴重な成果が得られつつあると言える。
ここで得られるつつある成果(同時代の他国での思想との比較におけるフランス思想の特徴としての「学校」論)については、日本語環境のみならず、他言語(とりわけ英語とフランス語)環境でも発表するべく、2021年度の研究作業を進めていきたい。
また、現段階で研究協力者へのインタヴューが実現していないフーコー派については、同哲学者の助手を務めた社会学者フランスワ・エワルドに2021年度、インタヴューする予定である。2020年度は、フーコー派については、とりわけ重点的に文献の読み込み作業を行なった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

Covid-19による移動制限のため。

Strategy for Future Research Activity

Covid-19状況が許す範囲での研究協力者への取材、資料収集。成果をまとめた論集の刊行。

Causes of Carryover

Covid-19による移動制限のため。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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