2020 Fiscal Year Research-status Report
『はだしのゲン』の英訳成立とアメリカにおけるその受容の研究
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17K02403
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Research Institution | Kyoto Women's University |
Principal Investigator |
荘中 孝之 京都女子大学, 文学部, 教授 (70390101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷 邦彦 京都外国語大学, 国際言語平和研究所, 客員研究員 (40387981) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 『はだしのゲン』 / アメリカ / ハワイ / 原爆 / 受容 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度はコロナウイルス蔓延のため、当初予定していたアメリカ本土での当該作品の受容について、実地調査することができなかった。そのため文献の収集と調査にあたった。またこれまでに行ったハワイでのフィールドワークと文献による調査を、報告書の形で作成することに注力した。これについてはほぼ完成しているが、発表媒体の締め切りの関係でまだ公表するには至っていない。また一部不十分な箇所があるため、その点を2021年度前半に先行研究を参照することによって補強し、さらに充実したものにしていきたい。このハワイでの実地調査については、本研究課題の一部として2021年度中に発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルスの蔓延により、当初予定していたアメリカ本土での実地調査ができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度中にアメリカ本土での実地調査が可能になれば、ぜひこれを渡航して行いたいと考えている。そのための出版社や関係者とのアポイントメントはすでに取ってある。もしそれが不可能であれば、メールやズーム等で面談し、文献調査で補強することによって成果の公表を目指したい。少なくとも2020年度までに行ったハワイでの実地調査の結果は、2021年度中に発表する予定である。
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Causes of Carryover |
当初予定していたアメリカでの実地調査ができなかったため。
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