2020 Fiscal Year Research-status Report
機能的に対応するが意味的には対応しないサイン表現の日独比較
Project/Area Number |
17K02719
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
西嶋 義憲 金沢大学, 経済学経営学系, 教授 (20242539)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | サイン表現 / 機能的に対応 / 意味的に非対応 / 当たり前 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本とドイツの対応する公共空間に設置されている看板などに印字されたサイン表現を利用して、日独でほぼ同一の機能を果たしていると見なされる定型的な言語表現をフィールドワークにより収集し、その中から意味情報の異なるものを選定し、日独において提供される意味情報がどのように異なるかを明らかにした上で、その理由を考察しようとするものである。 今年度の令和2年度は、得られた資料の比較を通して、その意味の違いの根拠を考察する予定であったが、コロナ禍の影響でオンライン授業準備に時間がとられ、予定どおりに研究を進めることができなかった。しかしながら、成果の一部は、国際誌に投稿し、採択された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
理由 令和2年度は、コロナ禍の影響でオンライン授業対策に時間を取られ、研究のための時間が十分に確保できなかった。そのため、予定どおりに研究を進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、データを再検討し、日独対照の枠組みの妥当性を検証したうえで、比較し直す。その成果を国際学会を中心に発表する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響で、発表を予定していた複数の国際学会が開催されず、旅費の執行ができなかった。次年度に改めて執行する予定である。
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Research Products
(3 results)