2019 Fiscal Year Annual Research Report
Research and Development of Teaching Method of Using 'Voice Sample' in Japanese Classes
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17K02866
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
王 伸子 専修大学, 文学部, 教授 (10233016)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ボイスサンプル / ナレーション / 音声教育 / アクティブラーニング / 4技能 / 教室活動 / イントネーション / 教師研修 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度は研究をさらに進め、成果をあげた。以下①ワークショップと教師研修 ②学会発表 ③論文発表 ④その他 を報告する。 ① 国内の大学2か所で実施。6月 中部大学(招待講演)、12月 京都外国語大学 ②4月"Voice Sample" Project:A Multimodal Approach to Enhancing Oral Proficiency of Learners of Japanese as a Second Language(HALT 2019 Spring Conference, Hawai'i Association of Language Teachers),5月「 ナレーションを活用して4技能を伸ばすアクティブラーニング」(Princeton 25th Japanese Pedagogy Forum) 7月 An Attempt to make materials 'Voice Samples' for learning endangered dialects of Japanese (JSAA オーストラリア日本研究学会)、8月「日本語クラスにおけるナレーション導入効果の検証」(CAJLE2019年次大会) ③「ナレーションを活用して4技能を伸ばすアクティブラーニングーアニメの非日常性と比較したナレーションの日常性の観点からー」(Princeton 25th Japanese Pedagogy Forum Proceedings pp.51-60, Princeton Univ.)、「日本語クラスにおけるナレーション導入効果の検証ーカナダと日本の大学における教室活動ー(CAJLE Proceedings 2019 pp.334-340) ④招待講演「聴解をいかに教え、いかに学ぶか(听力如何教、如何学)第13回全国大学日本語教師研修会(国際交流基金/中国・蘭州) 以上の成果をあげ、論文も執筆したが、さらに、最終的な成果の報告をする予定である。また、この成果の一部として、大学の学部にも成果を認知され、日本語表現の形としてのナレーションを、大学生も学ぶことができることを到達目標とした科目、「日本語表現論1」を設置することができた。
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Remarks |
ボイスサンプルがどのように言語教育にとって有効な教材になるかということと、その手順を説明したウェブサイトである。プロのナレーターによるボイスサンプルもダウンロードできるように配置している。
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