2020 Fiscal Year Research-status Report
Construction of the meta theory of the flipped classroom in the Japanese language education
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17K02871
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
高橋 薫 創価大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70597195)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 朋子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50397767)
藤本 かおる 武蔵野大学, グローバル学部, 准教授 (20781355)
保坂 敏子 日本大学, 大学院総合社会情報研究科, 教授 (00409137)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 反転授業 / オンライン授業 / 著作権 / フェアユース |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は新型コロナの影響で教育現場では急速に授業のオンライン化が求められるようになった。本研究グループではこれまでの反転授業や授業のオンライン化に関わる知見をもとに、コロナ禍における教育のオンライン化に関わる4件の研究発表(「コロナ禍における授業のオンライン化に関する日本語教師の取り組み ―オンライン授業の実践に関する教師へのアンケートから―」「コロナ禍による授業のオンライン化への日本語教師の対応」「反転授業におけるグループワーク再考 -話し合いの中の個人的活動と共同的活動―」ほか)や、6件の講演(「オンライン授業のデザイン ー学び続ける日本語教師ー」「遠隔教育による日本語教育 -効果的なオンライン授業を探るー」ほか)を実施した。また、日本語教育における遠隔教育の知見をまとめ、オンライン授業のデザイン指針提案する論文(「日本語教育における遠隔教育―オンライン授業のデザイン指針を探る―」)を発表した。
加えて、急速な授業のオンライン化に伴い、オンライン授業で使用する著作物の公衆送信補償金制度に対する社会的関心が高まったことから、本研究グループでは、日本語教師を対象とした3つのオンライン著作権セミナー(「もう一度考えよう、著作権。」ver1, ver2「日本語教師のための著作権セミナー 著作物のフェアユースについて考えよう!」)を実施した。述べ430名の参加者があり、社会的ニーズが高いことから、これらのセミナーの内容は書籍化する方向で準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでの反転授業やオンライン授業の知見をまとめ、4件の学会発表や6件の講演を行った。また、本研究の社会的波及効果をねらった3つの著作権セミナーも実施した。
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Strategy for Future Research Activity |
授業のオンライン化に伴い公衆送信補償金制度が導入されるようになり、教育現場では著作権に関する関心が急速に高まっている。本研究グループで実施した日本語教師を対象とした著作権セミナーについては、書籍化する方針で準備を進めている。
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Causes of Carryover |
予定していた出張等がコロナウィルスの影響で取りやめになったため、旅費などに残額が生じた。次年度に繰越し、出版準備のための経費として使用する予定である。
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Remarks |
公開セミナー「もう一度考えよう、著作権。」 ver.1,ver.2 ことばとまなびでつながるなかまの会 公開セミナー「日本語教師のための著作権セミナー 著作物のフェアユースを考えよう!」
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Research Products
(12 results)