2021 Fiscal Year Research-status Report
Construction of the meta theory of the flipped classroom in the Japanese language education
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17K02871
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
高橋 薫 創価大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70597195)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 朋子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50397767)
藤本 かおる 武蔵野大学, グローバル学部, 准教授 (20781355)
保坂 敏子 日本大学, 大学院総合社会情報研究科, 教授 (00409137)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 反転授業 / オンライン授業 / 著作権 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度はコロナ禍も2年目に入り、多くの日本語教師が好むと好まざるとにかかわらず、教育のオンライン化に取り組まざるを得ない状況となった。教室は対面授業からオンライン授業へと移行し、教育のICT化は一気に加速した。本研究では教育のオンライン化を進める上で、必要な知識やスキル、マインドを取り上げた1件の研究発表(「教育へのテクノロジー導入に必要な知識・スキル・マインドとは」)を行った。また、混沌とした教育のオンライン化を整理し、今後の行方を予測するために、次の3本の論文を発表した(1)「コロナ禍における日本語教師と授業のオンライン化」2)「ハイフレックスモデルとは何か」3)「オンライン遠隔日本語授業の背景とデザインの視点,―同価値理論・プレゼンス理論の提案」)。1)では日本語教師を対象に、コロナ禍のオンライン授業に関するアンケート調査を行った。その結果、学生、授業、教員自身に関する不安を抱いていること、ICTに関する技術的なことや授業運営について知りたいと思っていること、同僚の教師や教育機関のシステムに関して不満を抱いていることが明らかになった。2)はコロナ禍で急速に広がったハイフレックスモデルを整理し、今後の課題と展望について論じた。3)はオンライン授業の形態を整理し、同価値理論とプレゼンス理論の観点から今後の授業デザインの提案を行った。加えて、書籍『オンライン授業を考える 日本語教師のためのICTリテラシー』を分担執筆し、大学におけるオンライン授業の実践(「映像を軸とする対話重視のオンライン授業デザイン」)と、公衆送信補償金制度の導入により著作物の授業利用に対する社会的関心が高まったことから「オンライン授業の著作権とは」を執筆した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでの反転授業やオンライン授業の知見をまとめ、1件の学会発表、3件の論文、2件の書籍の分担執筆を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
withコロナの時代に入り、オンライン授業が当たり前に行われるようになってきた。今後、対面授業に移行したとしても、ICTを活用した授業はより一般的になっていくと予想される。今後はどのような教育効果を高めるためのオンライン授業のデザインについて研究を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で学会がオンラインで実施されることが多く、想定していたよりも旅費の支出が少なかった。残額は次年度の学会旅費に当てる予定である。
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Remarks |
鈴木克明・藤本かおる(2022.02.27)対談「オンライン授業の未来」独立行政法人日本学生支援機構
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Research Products
(6 results)