2020 Fiscal Year Annual Research Report
From the Perspective of CALP Development in Bilingualism Theory: EAP Education Development and Its Evaluation
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17K02901
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
河野 円 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (20328925)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 広子 東海大学, 付置研究所, 教授 (50191789) [Withdrawn]
平井 清子 北里大学, 一般教育部, 教授 (60306652)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | EAP / 概念理解 / バイリンガリズム / 足場掛け / 改訂版ブルームのタキソノミー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、バイリンガリズムの視点から,第2言語のCALPの発達をねらいとして、大学の英語教育におけるEAP (English for Academic Purposes) プログラム開発を目的としたものであり、2020年度はその4年目となった。2019年度までに行ってきた理論研究、高校での言語使用に関する調査、高次レベルの思考を伴うカリキュラム開発と試行を受けて、それらの研究で得たデータを再確認し解釈を加えた。その一環として,本研究で開発したひとつのEAP教育プログラムについて、教育実践に参加した学生の英語、そして学習者調査結果の分析を、論文「概念理解に基づいたEAP教育の設計と評価」として発表した。 また、医療系大学の学生への継続したEAP教育の授業設計と実践,そして分析を行った。大学3年生の英語での専門教育への橋渡しとなる1,2年生のEAP教育についての論考を執筆中である。 2019年度に始まったコロナ禍は2020年度も続き、2つの国際学会での口頭発表がアクセプトされて発表を予定していたが、どちらもコロナ禍のため延期、あるいはキャンセルになった。しかし大学の授業がオンライン授業となったことを受けて、オンラインでのEAP教育方法について考察を加え、国内の学会でワークショップを行い、今後のEAP教育の新たな方向性を見出すことができた。
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Research Products
(7 results)